鳥飼行博研究室ブログ掲示 : 2011年06月

2011年06月19日01:50

キャリア支援講演会

カテゴリ: 日記

◆就職進路選択の自由の一環として、国家財政に支えられた「予科練時代」を考え、現代と比較してみよう！
海軍予科飛行練習生(予科練：よかれん)出身で横須賀海軍航空隊の飛行兵長で終戦を迎えた本橋久男氏に、若者の進路・人生について経験に基づいた貴重なお話を伺います。1938年から1944年まで、日本政府の歳出の70%以上が軍事支出でした。
国家財政に支えられた国防・教育・教練のお話は、今の大学生のキャリア・プランにも大いに参考になるはずです。

期日：７月１日（金）４時限目 15：10～
内容：講演会・質疑応答（1時間から１時間半）
場所：湘南キャンパス10号館303教室（3階右奥）

本橋氏の略歴
14歳で故郷から出て兵器工場の少年金属工として、寄宿舎に住み込みで金属加工の仕事に従事する。
海軍予科練に志願し航空を学び、洲ノ崎空で訓練を受け、実施部隊に配属される。終戦時は横須賀海軍航空隊で飛行兵長として勤務。
Ｇ埓鐵掌紂軍の倉庫警備をしたが、すぐに復員し自ら仕事を始める。
◆ 「今の昔」と比較することで、皆さんも仕事・自由・生き甲斐を見つめて見ましょう。

◆まだ進路を考えていない一・二年生から、就職進路に悩んでいる三年生、就職活動に苦闘している四年生まで、所属学科に関係なく、参加を大歓迎いたします。

◆短冊（感想）を当日に配布・提出してもらう予定です。

タグ：: #練習用

2011年06月14日21:04

第ニ回　環境政策Ⅱ必修課題

カテゴリ: 日記

torikai007

web上で「鳥飼行博研究室」左バナー「アジア写真集」＞「薪採取とバイオマスローカル・コモンズの里山」を読み，授業を踏まえた上で、下記レポートを作成,Ｅメールで送信してください。（URLは各自検索。）
提出期限は，2011/6/26(日曜日)20：59必着
■「世界の主要な再生可能エネルギーとは何か」
①レポート様式は、ワード添付ファイル推奨。
②レポートには，ふさわしい題名，学生証番号，氏名を明記。末尾に、当該論文のURLを明記。
③レポート文字数は自由。1500-2300文字程度。
メールに関する注意
①web最上部バナーにあるFeedback/Email等からtorikai@tokai-u.jpに送信。
②メール件名は「世界」。
③返信・開封確認には応じないので、CCに自分のメールを記入し自己確認。
④社会常識を守って、メールに送り状をつける。
⑤中国語などのOSでは文字化けすることがあるので、確認のうえ，大学のパソコンを使うなど，各自対処。
⑥メール以外の受付はしません。
⑦自分固有のメールのみ受け付け。友人、親族、会社、バイト先などは控えてください。

タグ：: #ガーデニング

2011年06月09日03:08

第1回　財政学「ヘレンケラーと福祉財政」模範解答

カテゴリ: 日記

良質のレポートの中から二人模範解答の一部を紹介します。
（Ｏさん）-----昔の福祉は、戦争などで兵士が障害を負ったりした際に、看護婦が手当てをするという形であった。昔の看護婦は、貧乏な人がやる仕事、いやらしい様な仕事、嫌な仕事、という用に扱われていた。しかしクリミア戦争の際、ナイチンゲールという貴族の人物が看護婦として戦場で仕事をしたことにより、白衣の天使と呼ばれ、歴史上、福祉は戦争を通じ高貴な仕事として扱われていった。
　王室や貴族のいわゆるエリートの人物が善意として、上から一方的にしてあげている福祉、というのが昔の福祉であった。現在でも福祉に携わることや、ボランティア活動に参加することは、市民でも出来ることである。----しかし、その善意は本当にその対象となる人たちのためなのか？というのが私自身も疑問に思うことである。そう思うのは、地域の清掃のボランティア活動に参加したら、内申書に書かれ、進学に有利になる、といった事や震災が起き、ボランティアで現地に行き活動を行った者に単位を与えるといった事が起こっているからである。してあげたいと自発的に、無償で行うことがボランティアであり、してやった、してあげたと、見返りや、名誉を求めるのは本当のボランティアの姿ではないと思う。そして、昔の上からの一方的な、してあげている福祉というのは、福祉に対する限界にもなっていくのであった。
　しかし、ヘレン・ケラーはこれらの考えとは違う思想を持っていた。障害者を可哀そうだから、上からの一方的な支援をする、というのではなく、障害者が権利を持つことだと考えていた。又、ヘレン・ケラーは人口抑制思想や、反戦思想、社会主義思想も持っていた。そして、障害を身体的なものだけでなく、劣悪な労働条件で働く人々、ジェンダー不平等、民族差別といったものも、社会的な制約として認識しており、これらを社会的障害として克服していくべきだと主張していた。差別や戦争、大企業の中から、労働者、障害者が出たり、生まれもった病気で障害を持った人たちの人権や権利を認めることが必要であり、そのままだと、障害者や労働者の人たちには、それぞれの個性やできることがあるのに、その可能性を無くしている、その現状もまた、障害と言える。
　-----障害者福祉法は、法に則り、財政的な支援を行える、ボランテイアではなく、ノーマライゼーションであり、福祉財政といえる。ノーマライゼーションは障害者が人として尊厳や権利が保たれていない状況に対し、障害者を排除するのではなく障害を持っていても、健常者と均等に生活できる、ノーマルな社会と定義されており、その社会を実現するための取り組みが、ノーマライゼーションである。
　ヘレン・ケラーが、障害者の権利、人権を認め、社会的、経済的制約から克服できるようにと主張したことが、障害者福祉法の成立へとなり、福祉財政、ノーマライゼーションを実現する元となった人物であると思える。

（Ｆさん）------今の世の中の福祉環境、いわゆる福祉財政は時代に担ったものとなっているのだろうか。障害者、それは広い意味で言った言葉で、実際は障害者とは一言では言えず、大きく分けると身体障害者と知的障害者という2つに分けられる。今の社会で身体障害者と知的障害者というこの2つのくくりだけでも、社会に出た時の環境には大きな差がある。なぜなら、身体障害者は体には障害があるものの頭では言っていることが理解できるのに対し、知的障害者は頭で言っていることが理解しづらい、又は理解できないのである。こういったことから現状、社会に出たときの環境に差異があるのである。「ノーマライゼーションな世の中に」と言っているが、それをより現実化していくためには、まず国や政府がちゃんとそういう障害者が社会に出やすい環境をつくっていかなくてはならないのではないかと思う。
　また今の世の中、「ボランティア」という言葉はよく聞きなれた言葉になっているのではないかと思うが、この「ボランティア」というものはそもそも強制的に人が動くというものではなく、人の善意からおこる行動である。今やボランティアで動こうとする人が増えてきたものの、その増えてきたボランティアの人々に頼り、国や政府はあまり動こうとしない。だからお金の面でもあまり援助がない。私はそれではいけないと思う。国や政府は、私たち国民を支える一番の柱でなければならない。だからこそまず、中心となって社会進出しやすい環境をつくっていかなければならないのだと思う。国や政府は、ボランティアで動こうとしてくれている人の気持ちや行動を尊重しつつも、まずは率先して、中心となって福祉環境をつくっていかなければならないのではないだろうか。そして、それが今の日本におかれている福祉財政の課題なのではないだろうか、私はそう考える。

タグ：: #練習用

2011年06月03日03:15

環境政策Ⅰの必修課題（第二回）

カテゴリ: 日記

torikai007

web上で「鳥飼行博研究室」左バナー研究業績＞紀要論文「熱帯林減少とその適正管理 : 地域コミュニティによる住民参加型の森林保全」東海大学紀要. 教養学部 35輯,pp.21-54（本文はCiNiiのPDF）を読み，論文要約を作成,メール送信してください。

提出期限は，2011/6/13（月曜)21：59必着
■「論文の要約」
①レポートは，ワード添付ファイル推奨。
②レポートに，各自で題名，学生証番号，氏名，当該論文のURLを明記。
③文字数は1700-2400文字程度。

メールに関する注意
①web最上部バナーにあるFeedback/Email等からtorikai@tokai-u.jpに送信。
②メール件名は「熱帯林」。
③返信・開封確認はしないので、CCに自分のメールを記入し確認のこと。
④メール以外の受付はしません。
⑤自分固有のメールのみ受け付けます。無料メールOK。
◎第一回課題の提出忘れは，五月バックナンバーを見て，至急提出。

タグ：: #自然保護

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2011年06月

キャリア支援講演会

第ニ回 環境政策Ⅱ必修課題

第1回 財政学「ヘレンケラーと福祉財政」模範解答

環境政策Ⅰの必修課題（第二回）

torikai007

第ニ回　環境政策Ⅱ必修課題

第1回　財政学「ヘレンケラーと福祉財政」模範解答